宇野千代先生の美肌
美しく歳を重ねるために、今できることを。
年齢を重ねても、輝いて生きることの素晴らしさを教えてくださった作家の宇野千代先生。
ご自分を美しくする努力、
そして生きることを心から楽しむという人生哲学は、
「美しく歳を重ねることの達人」
として、今でも多くの女性に支持されています。
“まるで絹のような肌”と評判だった宇野千代先生。
「気に入った方法は変えない」
というスタイルを持つその美肌の秘密は、数十年愛用した小豆島のオリーブオイルでした。
宇野千代先生が残した、小豆島のオリーブオイルへの想い
小豆島ヘルシーランドと宇野千代先生の出会いは、1989年頃。さまざまな方のご縁による運命的なものでした。
長年ご親交をいただいた先生から、直筆のお手紙をいただきました。
「私はもう永年、小豆島のオリーヴ・オイルしか、顔に塗ったことがない。そのせいか、私に会った人たちが、誰も彼も、『先生のお顔は、何ておきれいなのでせう。まるでオリーヴ・オイルの塗りたてみたいですね。』と言ってくれる。 現在九十六歳の私のことを、こんなに言ってくれるのだから、満更、お世辞ではないと思ふが、人にほめられて、腹を立てるものはないのだから、私もつい笑顔になる。これからも、ただただ、小豆島のオリーヴ・オイルしか顔に塗らないやうにしよう、と思ふと言ふのは、おかしいことだらうか。」
宇野千代先生プロフィール
作家として
代表作は、昭和10年の『色ざんげ』、32年の『おはん』、58年の『生きて行く私』など。
野間文芸賞、女流文学賞など、数々の賞を受賞しました。
また、日本初の本格的ファッション雑誌「スタイル」を創刊。編集長、モデルとしても活躍し、その多くの才能を発揮しました。
女性として
いつでも自分の気持ちに正直に生きた宇野千代先生。「好きになったら一緒になる、嫌いになったら別れる」という独特の恋愛観を持っていました。
著名な芸術家たちと3度の結婚を経験するなど、生涯「恋愛の武士道」を貫きました。
デザイナーとして
「私にとっては桜は幸福の花」と、桜が大好きだった宇野千代先生。
着物だけでなく、さまざまなアイテムに桜をデザインし、時代を超えて愛されています。